3条通7丁目・TEL 22-5259
ジンギスカン。北海道民のソウルフードと言って過言でない食べ物だろう。もちろん私も大好きな食べものの一つ。でも食べる時はいつも家。お店でジンギスカンを食べたことはあまりなかった。
「お家で食べるジンギスカンとはまったく違うおいしさですよ」と話すのは、ランチメニューの特上ラムジンギスカン丼(千百八十円・税込)を運んできた店長の松尾朋哉さん(39)。元々はテイクアウトメニューとして開発されたもので、旭川支店限定のメニューだ。
焼き目が付いたおいしそうなお肉がご飯、野菜の上にかなりたくさん盛り付けられている。さっそくお肉をぱくりと口に運ぶと、びっくりするほどにやわらか! 味ももちろん抜群で、ご飯が進む。ジンギスカンを食べる時ご飯が欲しくなるタイプなので、ジンギスカンがお米の上に乗っている丼メニューなんて好きに決まっていました。
「実は一番手間をかけているメニューなんですよ」と言う松尾さん。聞けば、肉はグリルで焼いて、野菜とは別々に調理をしているのだとか。「どうしても一緒に調理すると、お肉も煮る感じになるでしょう? それより別々に焼いた方がこのメニューはおいしいと思って」とこだわりを見せる。
お肉の下にはピーマン、ニンジン、タマネギ、モヤシなどの野菜がたっぷり敷かれていて、こちらもご飯との相性はばっちり。
「今、色々と新しいことに挑戦しています。ランチメニューもそうですね。二条店からこちらへ移転して厨房が広くなったので、色々な調理が試せるようにもなりました。これから暖かくなったら、買物公園のイベントなどにも参加するつもりです」と話す松尾さん。
ランチメニューはジンギスカン丼の他、特上ラムジンギスカン定食(千百八十円・同)、豚塩ホルモン定食(八百八十円・同)がある。その他、通常メニューのジンギスカンや鉄板料理、お酒など全てのメニューが注文できる。伝統の味はそのままに、新しくなった松尾ジンギスカン、ぜひ一度行ってみて。
営業時間は午前十一時から午後三時、午後五時から同十時まで。ラストオーダーはそれぞれ三十分前。火曜日定休。(作田穂菜美)
ケロコメモ
りべーるの隣にできた、松尾ジンギスカン。さっそく、夜に行ってきた。
やっぱりジンギスカンはおいしい。焼きはじめは喋ることもなく、ただ黙々と焼いて食べていた。
「お昼も食べたいね」と話していたら、ある日、ランチ始めましたと書いてあるではないか! 放送が終わってすぐに1人で行った。
「ジンギスカン丼」を注文。お肉の下には、たっぷりの野菜、そしてご飯。見た目よりもボリュームがあり、お腹いっぱいに。野菜が本当においしかった。なんだか毎日のように通ってしまいそう…。