第五十九回小熊秀雄賞の最終選考会が十一日夕、旭川市高砂台の旅館「扇松園」で行われ、生駒孝子さん(61、静岡県浜松市)の詩集『光る轍』(国鉄詩人連盟)を選出した。
対象は、二〇二五年一月から十二月末までに刊行された詩集。全国から百二十二点の応募があった。実行委員会による一次審査、最終選考委員による二次審査を経て、七点の詩集がこの日の選考会に推薦された。
選考委員は、アーサー・ビナード(詩人・エッセイスト)、佐川亜紀(詩人)、堀川真(絵本作家・名寄市立大教授)、松井晶彦(演出家)の四氏に、今回から北海学園大教授・歌人の田中綾氏が加わり五氏になった。今回は司会も変わり、実行委員会の福田洋子さんが進行役を務めた。
午後三時から始まった選考会は、会員二十五人が見守る中、公開で行われた。まず、七点の候補作について、五人の選考委員が一点ずつ講評する形で選考会がスタートした。この講評で二時間を要し、五人が推す詩集がおぼろげに見えてきた。
十分の休憩を挟んで再開した選考会は、五氏それぞれが二点ずつ推す詩集を発表する形になった。『ピープルライクユー』(恵矢・思潮社)と『光るリム』(千石英世・七月堂)、『ハラハラ』(稲垣明宏・アオサギ)などの名が挙がったが、五人ともに推薦したのが『光る轍』だった。
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