4ノ8 エスタ―旭川ビル地下
TEL26-3858

 

 旭川信金本店の並びにあるエスタ―旭川ビルの地下に七月中旬、天ぷらをメインに和食料理が味わえる「旬菜倶楽部 まるこ」がオープンしました。

 店主の円子信幸さん(50)は和食料理一筋。日本全国で腕を振るってきました。五年前から旭川に移り住み、良い食材を求めて農家を一軒一軒訪ねて仕入れルートを開拓したそうです。カウンターには新鮮で珍しい野菜が並びます。

 旭川で天ぷらを専門に味わえるお店はあまりありません。期待を胸に、ランチでおススメの天ぷら膳(千百五十円)を注文しました。

 少人数で行ったら断然カウンターです。ご飯は鷹栖産のおぼろづき、汁物、自家製の漬物やマリネが美味しい副菜三種盛り、小鉢が出てきます。一品一品優しい味付けで、箸がすすみます。

 カウンター越しに、揚がった天ぷらをスッと持ち上げ油を切ると、一人ひとりの皿に揚げたてを置いていきます。昼からなんとも贅沢。まずはエビが三本。噛んだ瞬間「美味しい~」。不思議なぐらい軽い口当たりです。良いタイミングで次から次へと出てくる出てくる、八種類十個の天ぷらをペロッと完食です。

 ランチはその他に、天丼(八百五十円)、穴子天丼(九百五十円)、わっぱめし(九百五十円)、刺身定食(九百五十円)があります。

 夜は、お酒を飲んでも一人五千円あればお腹一杯になります。刺身や手作りのさつま揚げも人気です。

 営業時間は午前十一時から午後二時半。休憩を挟んで五時から九時半オーダーストップ。日曜定休。

(取材・那須日奈子)

 

ケロコからひとこと

 

 またまた新しいお店を発見。「良いところが出来たよ」という知り合いの情報で早速、話し方教室の生徒さんたちとランチに行って来ました。

 天ぷらが美味しいと聞いていたので、天丼のランチを注文。まず美しい前菜が三品と小鉢が出てきて喜んでいると、天丼の登場。

 これがボリュームたっぷり。エビ三本で十分なのに、アナゴ、イカ、大葉で包んだカワハギ、ナスにシシトウ、カボチャ。「食べ切れないから」と生徒さんがエビを二本くれて――。

 揚げたてをサッとタレにくぐらせた天ぷらは本当に美味しかった。

 帰ろうとしていたらデザートにゆずシャーベットが出てきました。今度はお腹を空かせて行って来ます。

2011年09月13日号掲載