北海道コカ・コーラボトリング(本社=札幌、酒寄正太社長)が、ひと足早いクリスマスプレゼントに、全道の約七百カ所の社会福祉施設に同社の飲料合計約七万六百本を贈った。

 このうち三千本(三十九万七千八百六十円相当)を、旭川市内の社会福祉施設に寄贈。四日、北海道コカ・コーラリテール&ベンディングの黒木聡・セールス統括本部道北支社長らが市役所を訪れ、中村寧副市長に目録を手渡した。

 プレゼントは一九六八年から毎年、クリスマス時期に合わせて行われており、今年で五十七年目。寄贈した数は累計で三百八十一万本を超えた。中村副市長から感謝状を受け取った黒木支社長は「私たちの飲料で、少しでも笑顔になってくれる人が増えてくれたら」と語った。

 寄贈された飲料は翌日以降に順次、市内の社会福祉施設五十五カ所に届けられた。(東寛樹)