旭川周辺エリアを拠点に活動する女子フットサルクラブ「ヴォルフェ北海道」が二十一日(土)、比布町の廃校(北八線、旧蘭留小学校)で、スポーツ×アートをテーマにした「らんるまつり2024」を開く。株式会社ヴォルフェ(同町北二線八号、東谷優輔・木下瑛博共同代表)の主催。

 「スポーツであらゆる人々の可能性を開く」をミッションに、地域の様々な課題を解決する存在に成長することで、世界一のフットサルクラブを目指しているヴォルフェ北海道。女子サッカー・フットサルの魅力や地域の活動を知ってもらい、スポーツとアートの力で地域を元気にしたいとの思いから同イベントが企画された。

 当日は、現役フットサル選手ユーチューバーグループ「あしざるFC」や、現役女子Fリーガーの藤田実桜選手(立川アスレティックFCレディース)、スペインで八シーズンプレーし、今年、現役を引退した元プロサッカー選手・千葉望愛さんら女子フットボーラーをスペシャルゲストとして招き、午後三時から、4v4(※)ルールでのエキシビションマッチを開催。午前中には、事前申し込み不要で、誰もが気軽に参加できる「親子フットサル」も行われる。

 また、旭川出身の写真家・谷口雅彦さん率いるアーティスト集団「リバース サルベージ アンダーグラウンド」のメンバーや、すずきらなさん(黒板アート)、西村公一さん(現代アート)、デヴィッド・プレンティスさん(画家)らのアート作品が旧校舎の教室や廊下に展示され、京都の書道家・蘭鳳(らんほう)さんの書道パフォーマンスも予定されている。

 さらに、けん玉のパフォーマンス&体験イベントやダンスバトル、地元職人による竹細工体験ワークショップ・作品展示、町内の「カーミスカフェ」のタコライスや「ピピユク」のエゾシカ肉ソーセージなどのフード、市内の日本茶カフェ「WHIZ(ウィズ)」のドリンクが販売されるなど、盛りだくさんの内容だ。

 ヴォルフェの木下さんは「スポーツが好きな人はアートに、アートが好きな人はスポーツにと、普段、馴染みのないものに、自然に触れられるイベントです。ふらっと遊びに来ていただき、スポーツやアートを純粋に楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。

 時間は、午前十時~午後五時。入場無料。ダンスバトルへの参加(有料)を希望する人は、左上QRコードから申し込みを。

 問い合わせは、ヴォルフェ(https://woelfe.team/)の専用フォームから。

※【4v4】プロサッカー選手の本田圭佑が考案した四人制のサッカー大会(東寛樹)