世界の「食」や「農」の問題を追うジャーナリスト・印鑰(いんやく)智哉さんの講演会が十六日(日)午後二時から、建設労働者福祉センター「サン・アザレア」(市内六ノ四)三階で開かれます。チーム今だからの主催。

 印鑰さんは、八六年東京大学文学部卒。アジア太平洋資料センター、ブラジル社会経済分析研究所、グリーンピース・ジャパン、オルター・トレード・ジャパン政策室室長を経て、現在、OKシードプロジェクト事務局長。ドキュメンタリー映画『遺伝子組み換えルーレット』(二〇一五年)、『種子―みんなのもの? それとも企業の所有物?』(二〇一八年)の日本語版企画・監訳を務めた。

 講演会では「バイオテクノロジーかアグロエコロジーへの分岐点―北海道の食はだいじょうぶ?」と題し、印鑰さんが、現在、国内で研究が進められている「ゲノム編集」食品の問題点や、持続可能な「食」と「農」のあり方などについて語ります。

 午後四時半終了予定。参加費は千円、高校生以下無料。

 予約・問い合わせは、チーム今だから(TEL
080―5720―4367)へ。