旭ダンケ(山下裕久社長、市内東鷹栖三ノ四)が十日、本社前の道道三七号で、交通安全を啓発する旗の波運動を行った。
同社が独自で旗の波運動を行うのは三回目。翌日から始まる「春の全国交通安全運動」(十一~二十日)に先駆けて実施した。ダンケグループ社員約百人のほか、旭川中央地区交通安全協会連合会や旭川方面交通安全協会の会員らが、「交通安全」の文字入りの黄色い旗を手に道路沿いに並び、道行くドライバーに安全運転を呼びかけた。旗は同社がオリジナルで作製した。
山下社長は「天気にも恵まれ、これまでよりも長い時間実施することができました。初めて行ってからこの一年間で、グループ全体の交通安全の意識が高まっているのを実感しています。通勤や業務で日々、車を運転している私たちにとって安全運転は当たり前のことですが、その意識が薄れてしまうと事故が起きかねません。自らが旗を手にすることで自覚を持ち、気持ちを引き締め直すきっかけになればいいですね」と語った。(東寛樹)