柳家さん喬=写真=の落語独演会が四月七日(日)、旭川市民文化会館(七ノ九)小ホールで行われます。旭川落語芸術協会の主催。
さん喬は一九四八年(昭和二十三年)、東京都墨田区本所生まれ。五代目柳家小さんの門下で、八一年(同五十六年)真打昇進。古典の人情噺や滑稽噺に定評があり、二〇一三年(平成二十五年)の芸術選奨文部科学大臣賞(大衆芸能部門)をはじめ多くの賞を受賞しています。得意とする演目は「うどん屋」「笠碁」「猫の災難」「初天神」など。
さん喬が旭川で独演会を行うのは、二〇〇七年(平成十九年)から始まって今年で十三回目。一昨年、昨年と二年連続でチケットが完売する人気ぶりです。そこで今年は「昼の部(午後二時半~)」、「夜の部(六時半~)」の二回の高座です。昼と夜では噺の内容を変えるとのこと。落語好きにはたまらない一日となりそうです。ちなみに一昨年の演目は「そば清」「芝浜」「井戸の茶碗」、昨年は「子ほめ」「幾代餅」「文七元結」でした。さて、今年は何が聴けるでしょうか。
前売りチケットは、昼の部、夜の部とも二千円(当日二千五百円)。玉光堂イオンモール旭川駅前店、こども冨貴堂(七条買物公園)、まちなかぶんか小屋(同)、独酌三四郎(二ノ五)、淳工房(旭岡二ノ八ノ一)、髙砂酒造(宮下十七)、美容室ULU(常盤通三)、ホームアシスト(二ノ十三)、優学舎(北門町十三)で取り扱っています。
問い合わせは小林さん(TEL090―3773―0853)へ。