東川町出身旭川会(宮田晃彦会長、会員七十四人)の総会と懇親会が十九日、OMO7旭川(旧旭川グランドホテル)で開かれた。東川町の松岡市郎町長や高橋昭典・町議会議長、樽井功・農協組合長ら町関係者と東川町出身東京会、札幌会のメンバーら約八十人が集まった。
宮田会長は「来年は設立七十年を迎えます。旧東川小学校校庭に、東京会の皆さんが企画している花の小径(こみち)の近くに、札幌会と一緒に記念植樹を行い、我がふるさとに心ばかりの恩返しをしたいと考えております。これからも、ふるさとを私たちが自慢できる町にしていただきたい」と挨拶。
松岡町長は「人口減などで地方は『大変だ、大変だ』と言っているが、いくら叫んでも誰も助けてくれません。当町では『宝物探しをしよう』と、大雪山や家具デザイン、写真文化などに関する宝物を探したところ一千点を超える宝物が見つかりました。来年も町民皆で宝物の掘り起こしを続けることにしているので、二千点を超えると期待しています。東川は旭川・札幌・東京の三つの会の皆さんと結ばれています。東川の宝を全国に発信していきたい。これからも、ご協力をお願いします」と述べた。
この後、藤田裕三・建設業協会会長の音頭で乾杯、ふるさと東川町の話に花を咲かせた。