障がいの有無に関係なく楽しめるレクリエーション・スポーツで参加者が交流する「ニュースポーツのつどい」が十日、旭川市障害者福祉センターおぴったで行われた。福祉関係者などによる有志の会「レクスポあさひかわ」(野々村雅人代表)の主催。
昨年八月と十一月にも行われていて、今回で三回目。福祉施設の利用者約六十人を含む八十人ほどが参加した。
種目は、カーリングに似たルールの「カーリンコン」、野球を簡単にした「ティーボール」、フリスビーで的を狙う「フライングディスク」など。後半には綱引きも行われ、参加者は楽しみながら体を動かした。
知的障がいのある人への支援だけではなく、集いを通じて様々な人が交流することも目的とした集い。今回もパークゴルフの愛好会の代表者、生涯学習の関係者などが福祉関係者とともに運営を担当した。
代表の野々村さんは「スポーツの指導者も参加していますが、『技術を指導するだけでなく、各個人に合わせた支援が必要だということが実感できる良い機会だ』という感想も聞かれます。今後も障がいの有無はもちろん、大人も子どもも関係なく気軽に参加して、参加者同士がつながり合ってもらえたらと思っています」と話していた。