国際ソロプチミスト・ルンベル旭川(奈良信子会長)が十七日、フィール(一条買物公園)七階の自習スペースに、机一卓と椅子二脚のセットを三つ寄贈した。

 昨年十二月に札幌交響楽団から文屋治実(チェロ)、大平まゆみ(ヴァイオリン)など五人を招いてチャリティーコンサートを開き、その益金での寄贈だ。昨年も同じセットを五つ寄贈したが、まだ自習スペースに座れない高校生たちが多く、管理する市が追加の寄贈を依頼していた。

 机・椅子は旭川の家具メーカー、匠工芸の製品。素材はナラで、一セットの価格は十万円ほど。当日贈呈に訪れたルンベル旭川のメンバーは「パイプ椅子やスチールの机よりはるかに長持ちするはず」と話していた。