井上靖記念館(春光五ノ七)の文学講座が二十五日(土)午後一時半から、同館のラウンジで行われます。

 テーマは「井上靖の小説を読む―初期作品の魅力について」。講師は道教育大特任教授の片山晴夫さんです。初期作品の構成について、人物像の「造型法」と物語の「主題」の二つをキーワードに考察します。

 同館の担当者は「井上靖の作品を読んだことがない方も歓迎します。文学講座に参加したことがきっかけで、井上靖を読むようになったという人も今までにたくさんいます」と話しています。

 参加無料。申し込みは同館(℡51―1188)へ。