愛宕第二町内会(藤原実会長)の設立五十周年記念式典が二十日、豊岡地区センターで行われた。会長と来賓の挨拶のあと、町内会に貢献してきた人達に表彰状と感謝状が贈られた。
記念講演では、旭川兵村記念館の上田良博館長が「『上川百万石の礎』地元史から学ぶ」と題して講演。祝い舞では、山本栄子さんが「千代の舞扇」を披露した。
祝賀会では、愛宕小学校の吹奏楽部が「宇宙戦艦ヤマト」など三曲を演奏。アンコールの声がかかり「銀河鉄道999」を演奏した。また、町内有志が同町内に住む菊田登さんが作詞した「望郷山河」を合唱した。
愛宕第二町内会は農事組合だったが、一九六三年(昭和三十八年)に愛宕第二町内会に改めた。藤原会長は「入植し開拓に苦労された人たちに敬意を表し、次の時代の人たちの良いまちづくりにメッセージを残したい」と話していた。