大雪と石狩の自然を守る会（寺島一男代表）が運営する市民のための自然観察講座「ひぐま大学」が、五月から開講する第三十三期生を募集しています。
大雪山を主なフィールドに、登山を通じて大自然の成り立ちやそこに生きる動植物、また地形について学びます。開講から三十二年が経ち、受講者は延べ千九百二十人にのぼる伝統と実績を持つ自然講座です。一年で修了、二年で卒業です。
五月十二日午後一時からの入学式を皮切りに、同月二十六日（日）には嵐山全山縦走、六月三十日（日）にはウペペサンケ山（一八四八㍍）に登ります。続いて七月二十一日（日）には富良野岳（一九一二㍍）、また八月二十五日（日）には赤岳（二〇七八㍍）・緑岳（二〇一九・五㍍）の縦走など、月一回のペースで登山やトレッキングを行います。いずれの回も実施三日前の室内セミナーで予習をしてから出発します。
対象は、高校生以上。定員は三十人。申込金は五千円。それぞれの講座の参加費は、五千五百円～八千円程度です。
申し込み用紙は、秀岳荘旭川店（忠和五ノ四、TEL61―１９３０）と山工房（東六ノ一、TEL27―０１６６）に置いています。問い合わせは、渡辺さん（TEL61―３３５５）か、高祖さん（TEL53―３３２２）へ。
