リングプルを車椅子と交換するボランティア活動を行う旭川道新会に春光小学校(生徒数四百六十二人・霜村美智子校長)の児童会から車椅子一台分に相当する六百九十㌔㌘のリングプルが贈られた。
およそ十年前に当時の児童会の提案で始めたリングプルの収集活動が代々受け継がれ、車椅子一台分となる六百九十㌔㌘に達した。三月二十五日に児童会の生徒らが学校を代表して学区を担当する道新髙橋新聞店の髙橋正雄社長にリングプルを届け、そのお礼として感謝状を受け取った。
リングプルはビニール袋に約十㌔ずつに小分けして学校の倉庫に保管してきた。十年かけて集めた六百九十㌔ものリングプルを見るのは教師たちも初めて。その量の多さに生徒も教師も驚きの表情をだった。
前期の児童会長の福井一樹さん(12)は「僕らにとっては宝の山のように見えます」と話し、後期会長の中丸義記さん(12)は「これからまた六百九十㌔に向けて頑張ります」と意気込みを話した。