母校の光陽中に、二十年間にわたって図書費を寄贈し続けている太田英司さん(64)=五ノ二五=に二十日、小池語朗教育長から感謝状が贈られた。

 太田さんは、兄弟や子どもたち十三人も同中出身ということもあり、二十年前から教育活動に役立てて欲しいと図書費を寄贈している。

 学校では「みどり文庫」と名付けて、教師用書籍などの購入の一部に充てている。今年も十六冊(十万千三百四十円相当)を購入した。

 小池教育長から「長い間、ありがとうございます」と、感謝状を手渡された太田さんは「これからも続けていきたいと思っています」と笑顔で話していた。