旭川赤十字病院(曙一ノ一)のロビーで八日、緑が丘中吹奏楽部のコンサートが開かれた。

 旭川東ロータリークラブ(岳隆久会長)が活動の一環として、緑が丘中の協力を得て十二年前から行っている。

 一、二年生の部員約五十人の編成で、クリスマスソングやアニメメドレー、演歌など幅広いジャンルの全十一曲を演奏した。会場には、入院患者や見舞い客、生徒の父母ら百五十人の聴衆が集まり耳を傾けた。

 牧野憲一院長は「単調な入院生活を強いられる患者さんにとって大変ありがたいこと」とお礼の言葉を述べた。

 岳会長は「お年寄りの患者さんもたくさん見受けられます。子どもたちの演奏を聞いて少しでも元気になってくれると幸いです」と話した。