旭川出身の作家、小路幸也(しょうじゆきや)さんのトーク&サイン会が十五日(土)午後三時から、ジュンク堂書店(一条買物公園)二階ギャラリーで行われます。最新作「スタンダップダブル!」(角川春樹事務所)の出版を記念するイベントです。

 この小説の舞台は、旭川です。弱小だった高校野球部が、旭川支部予選を勝ち抜いていく。その不思議な強さを追うスポーツ紙の女性記者。ナインが甲子園を目指す特別な「理由」とは――。

 小路さんは一九六一年(昭和三十六年)生まれ。新富小、明星中、旭川高専で学び、十八歳まで旭川で過ごしました。広告制作会社を経て執筆活動へ。

 デビュー作「空を見上げる古い歌を口ずさむ」で第二十九回メフィスト賞受賞。「東京バンドワゴン」シリーズをはじめ、映画化された「東京公園」などの著書がある注目の作家です。

 ジュンク堂旭川店で「スタンダップダブル!」を購入した人に参加整理券を配布します。問い合わせは同店の高田さん(TEL26―1120)へ。