開校から百二十周年を迎えた日章小学校(六ノ五)で八日、祝う会が開かれた。
一八九三年(明治二十六年)、現在の市内三ノ八に設立された公立忠別小学校が日章小の起源だ。一九〇三年(明治三十六年)に現在地に移り、四七年(昭和二十二年)に現在の校名となった。卒業生は約二万人にのぼる。全校で約二千人の児童がいた時期もあったが、現在の児童数は九十一人。学級名を「智組」「勇組」「仁組」など漢字一文字で表すのが特徴的だ。
当日は全校児童が出席して体育館で式典が行われた。前田明美校長は式辞の中で「百二十年の歴史の中に、僕、私が学んでいるのは、何と素晴らしいことでしょう」と児童たちに話しかけていた。
式典の後は、各学年での英語、国語、理科の公開授業、また音楽鑑賞会が行われた。