重症心身障害児(者)施設・北海道療育園(春光台四ノ十)で二日、「北療祭」がおこなわれ、晴天にも恵まれて約三千人が来場した。
午前十一時のオープニングから、野外ステージでジャズや軽音楽、幼稚園児らによる楽器演奏、チアリーディングなどが披露された。
広い前庭には、福祉施設の人たちによる「青空市場コーナー」、コロッケや焼きそば、アイスクリームなどの屋台が並んだ。
「祭りは今年で三十八回目を迎えました。近隣の住民の方々も楽しみにしてくださり、市内外から足を運んでくださる方々も年々増えています」と同園の担当者。
祭りの運営には市内の福祉専門学校や高校・大学の学生や生徒、鷹栖町の町内会のメンバーら約百六十人が関わり、ボランティアスタッフとして汗を流した。