旭川ものづくり博覧会が十四日から十六日までの三日間、旭川地場産業振興センター(神楽四ノ六)でおこなわれる。機会金属や建築建材、家具クラフト、情報通信などを中心に、道内外で積極的に企業展開している九十八社が参加する。
三日間とも開場は午前十時から。十四日は出展企業と道内外の企業とのビジネスマッチングを目的に、事前予約制の個別商談会を設定している。旭川と函館、苫小牧、釧路の四高専卒業生らが中心となってつくる協力会の会員企業十五社や、富山県から異業種団体加盟の二十人も会場を訪れる。
十五、十六日は親子連れをはじめ、市民が楽しめる企画が盛りだくさんだ。会場に設けられたステージでは、旭川高専の学生による超低温(マイナス一九六度)の液体窒素を使った実験や、ロボコンを操作する体験、旭農高生と菓子の梅屋のコラボレーションによる米粉で作るパウンドケーキ製造の講演とプレゼント、旭工高の生徒によるロボットの実演など、子どもたちにものづくりの楽しさを知ってもらうためのイベントが目白押し。
また、二階会場ではネームプレートを作る鋳造体験やLED回路製作、逆立ちコマの製作、鋳物スピーカーの度迫力の音と映像を楽しむコナーなど、そして屋外でも親子日曜大工や溶接、グラインダー、塗装の体験コナーなどが用意されている。
十五日から買物公園を中心に開かれる食べマルシェに連動する企画もある。博覧会会場二カ所とマルシェ会場の三カ所を回り、旭川市のマスコット・あさっぴーのイラストを五分割したシールを集めると、あさっぴー焼きかポテトフライのプレゼントがある。
ビジネスマッチングの個別商談会の申し込みは、同事務局(旭川商工会議所内 TEL22―8413)に連絡を。