春らしい快晴となった四月三十日(月)、「どうぶつ句会 春のまき」がギャラリープルプル(七条買物公園通)で行われた。
同ギャラリーには三十人ほどが集まり、メモ帳を片手に常磐公園を散策。樹木や生物を観察してそれぞれが感じた「春」を句にした。
前川茶舗(五条買物公園)の冷煎茶やおぎ乃(亀吉二ノ一)の団子を味わいながらの選評会には、「鯉のぼり 恋をぱくぱく 食べ尽くす」「噴水と いっしょにわたしも 背伸びする」など全五十四句が集まった。絵本作家のあべ弘士さんと「旭川白魚火(しらおび)会」で講師を務める坂本タカ女さんが選評をした。
入選した深川市内の会社員平田千尋さん(22)は「学校以外で俳句を詠むのは初めてでしたが、快晴にも恵まれ公園を散策しているとたくさんの句を思いつきました」と笑顔で話した。