原発の危険性を指摘し続けてきたノンフィクション作家・広瀬隆氏の講演会が十一日(金)、昼と夜にそれぞれ勤労者福祉会館(六ノ四)で開かれます。
広瀬氏は四三年(昭和十八年)生まれ。早大理工学部卒。メーカー技術者を経て執筆活動に入り、多数の著書があります。東京電力福島第一原発の事故 が起きる前から一貫して原発の危険性を訴えており、二〇一〇年(平成二十二年)八月に出版した「原子炉時限爆弾~大地震におびえる日本列島」は、福島原発 事故を予言した内容ということで大きな話題となりました。
福島で起こった本当のことは? 食の安全はどうなのか? 放射能の人体への影響は? 原発を止めたら日本はどうなるのか?泊原発、幌延は安全なのか?など原発事故を巡る様々な疑問や不安について話します。
午後1時半~4時半
幌延問題を考える旭川市民の会(共同代表=山内亮史・旭川大学学長ほか三人)などが主催。テーマは「福島原発が教えた放射能の恐怖~食品汚染と、泊原発と、幌延最終処分場」です。
参加無料(寄付歓迎)。問い合わせは古川さん(℡25―2759)へ。
午後6時半~9時
北海道中小企業家同友会旭川支部環境エコ部会(佐藤一彦部会長)の主催。テーマは「大震災と原子力エネルギー」です。
主に企業経営者や社員が対象です。参加費千円。申し込みは同友会旭川支部(℡38―6663)へ。