旭山動物園を訪れる道外客や海外からの観光客に雪の感触を楽しんでもらおうと、旭山動物園東門の無料駐車場に隣接するレストハウス「雪の村」が、十日から雪の塊を展示している=写真。
雪の村を運営する旭川振興公社が江丹別の同社施設で冬の間に一立方メートルサイズの袋に詰めて保管していた雪が毎日運ばれてくる。この日は突然、雪の塊が登場し、地元客や観光でやってきた子どもたちは、おおはしゃぎで雪と戯れた。
東旭川産の素材をふんだんに取り入れたメニューが豊富な同レストランでは、今シーズン一部のメニューをリニューアルした。調理スタッフの名前をネーミングに盛り込んだ「孝子たちのこだわりカレー」(四百二十円)は地場の野菜がじっくり溶け込んだトロトロのカレー。醤油ラーメン(四百五十円)は昔ながらの旭川ラーメンの味で観光バスのドライバーやガイドにも人気だ。
雪の展示はお盆頃までの予定だが、気温によっては早くに無くなってしまうこともある。営業時間は午前十時から午後四時まで。問い合わせは(TEL36―1941)まで。