ゴミのないきれいな北海道を目指そうと、全道で活動するごみ拾いムーブメント「ラブアース・クリーンアップin北海道」のメンバーら約二十人が五日、護国神社祭の出店が並ぶ常磐公園で、ゴミ0(ゼロ)の街・旭川」と書かれたプラカードを胸にゴミ袋を配り、ゴミのポイ捨て禁止を呼び掛けた=写真。

 ゴミの無い北海道と豊かな自然を守る環境保護を目的に、毎年四月一日から六月三十日までの間、全道で一斉にごみ拾いが行われる。旭川市内でも活動に賛同する多くの企業や町内会、学校などが独自にごみ拾い活動を行っている。

 この日、ゴミ袋を手渡された学生や親子連れは、手にしっかりとゴミ袋を持ち、所定のゴミ箱に捨てていた。実行委員の山城えり子会長は「ゴミ袋を持つと、ついポイ捨てが出来なくなりますし、親から子どもへの躾(しつけ)にもなります」と話す。この運動は七月二十一日の上川神社祭でも行う予定だ。