旭川いのちの電話が主催する「赤い実のまちコンサート」が十二月三日午後六時半から、市公会堂で開かれます。

出演は、地元出身のテノール歌手、五郎部俊朗、旭川混声合唱団、ピアノの岡田知子。「雪の降る街を」「千の風になって」「長崎の鐘」など、子どもから大人までが楽しめる曲を歌います。

いのちの電話は、一九八〇年(昭和五十五年)、自殺予防を第一の目的に、「よりよい隣人になりたい」という願いで開局しました。現在、百五十人のボランティア相談員が、毎日、深夜も休むことなく、全国からの電話相談を受けています。

このチャリティーコンサートの益金は、いのちの電話の運営資金にあてられます。

前売りチケットは二千円(当日二千五百円)。冨貴堂MEGA、こども冨貴堂、旭川青年大学事務局、喫茶「茶館」などで扱っています。問い合わせは、旭川いのちの電話事務局(TEL25―2143)へ。