映画「靖国―YASUKUNI―」の上映会が九月十二日、市公会堂(常磐公園内)で開かれます。
監督は、日本在住十九年、中国籍の李纓(リ・イン)。これまで、国民党の将軍として孫文の参謀を務め、後に日本に亡命した老人の晩年を描いた「2H」(一九九九年)や、東京・四谷で中国伝統の味を守り続ける料理店を営む日本人夫婦を描いた「味」(二〇〇三年)など、日本と中国の関係を独自の視点と新しいスタイルのドキュメンタリー作品として発表してきた。
日本・中国・韓国の三カ国の協力で、真のアジア友好を目指す合作映画として製作された作品。
上映は、一回目が午後一時半から、二回目が同六時半からの二回。前売りチケットは、大人千円、中学・高校・大学生は七百円。ともに当日券は三百円増。
問い合わせは、旭川上映実行委員会の野嶽(のだけ)さん(TEL60―1616)へ。