道が認定する「フラワーマスター」の資格を持つ上川管内の在住者が「北海道フラワーマスター上川ネットワーク」を設立。二月二十八日、上川支庁で設立総会が開かれた。
フラワーマスター制度は九三年度にスタート。市町村の推薦を受けた、花に関する知識や技術を持ち、花による街づくりリーダーとして指導、助言出来る人を、講習、試験を経て、知事が認定する。上川管内には二月現在、上川町の二十人をはじめ、旭川市十六人、富良野市、当麻町各十四人など、十五市町に百二十三人のフラワーマスターがいる。
総会で発起人代表の吉川訓夫さん(当麻町)が「これまでは自分が住んでいる町だけでの活動が多かったが、組織化により他町の状況を見ることで、情報交換や技術向上に努めたい」とあいさつ。役員選出では会長に吉川さん、副会長に仙波恵美子さん(上富良野町)、事務局長に山本裕美さん(旭川市)、監事に武井武利さん(比布町)が選任された。
会では六月に講習会、七月にオープンガーデン見学会や交流会、八月に管外視察などの事業を予定している。