苫小牧在住の画家・星野恒隆さん(67)の水彩画個展がピカソ画廊(三ノ一)で開かれている。旭川では三年ぶりの個展。
星野さんは小樽生まれ。日輝展常任理事を務め、新聞小説の挿し絵、苫小牧市営交通の記念乗車券、地元信金のカレンダーの絵や、生涯学習の講師など、幅広く活躍している。
作品は風景画中心の三十五点で、0号から20号までの小品が中心。苫小牧をはじめ、出身地の小樽や札幌、登別、利尻などで描いた風景が多い。
若い頃、旭川での勤務経験もあるという星野さん。「せっかく旭川の皆さんに見ていただくのだから」と、前回来旭した時にスケッチしたという常磐公園を描いた作品や、美瑛など市民になじみの風景を描いた作品も出品している。
入場無料。三十日まで。午前十時―午後六時(最終日三時まで)。