特定外来生物のウチダザリガニを通して生物多様性について考えるセミナーが九日(土)午後二時から、市障害者福祉センター・おぴった(宮前一ノ三)で開かれます。市環境部と市生物多様性保全推進協議会の主催。
四回目のセミナーです。講師は斉藤和範・道教育大旭川校非常勤講師です。
特定外来生物に指定されているウチダザリガニは、一九二〇年代に食用として北アメリカから北海道に持ち込まれました。
繁殖力が強く、市内江丹別では在来生物がウチダザリガニに食べられているのが確認されています。今後、石狩川流域の他市町村への拡散が懸念されます。
セミナーでは、ウチダザリガニを通して特定外来生物に関する正しい知識を学び、旭川市の生物多様性について考えます。
定員百人。参加料は無料ですが、申し込みが必要です。七日午後五時までに、市環境部環境政策課(TEL25―5350)まで。