サックス奏者・伊藤嘉彦さんの演奏会が二十二日(土)午後一時半から、井上靖記念館(春光五ノ七)のロビーで行われます。

 伊藤さんは十歳からサクソフォーンを始め、洗足学園音楽大学音楽科でクラッシク・サクソフォーンを専攻。現在は旭川を中心にソロ、カルテットの演奏活動をする傍ら、後進の指導に当っています。東日本大震災後、いち早く三回のチャリティーコンサートも行いました。

 また、九月五日(土)午後一時半から、「北海道ゆかりの作家を語る―原田康子の人と作品」と題する講演会が行われます。講師は北海道文学館の平原一良副理事長です。

 平原さんは大学卒業後、東京で学術図書、文学書、公立美術館図録などの編集者、ライターとして十八年間を過ごし、札幌に戻り短大教員に。一九九五年から二〇一三年まで、北海道文学館に職員として勤務しました。編著作品に「原田康子~『挽歌』から『海霧』まで~」(北海道新聞社・二〇一〇年)などがあります。

 いずれも定員五十人。無料ですが、電話での申し込みが必要です。申し込みと問い合わせは、同館(TEL51―1188)へ。