旭山動物園に二十五日、メスのカバが仲間入りした。新しい環境に慣れてからお披露目される。
やって来たカバは、メキシコのサカンゴ動物園(メヒコ州トルーカ市)で二〇一二年九月三十日に生まれ、同園で飼育されていた。身長は二㍍弱、体重は三百五十㌔ほど。人懐っこい性格とのこと。購入費用は輸送費などを含め千三百五十万円。
同園では昨年十一月二十八日に、四十九歳のメスのカバ、ザブコが老衰のため死んでいる。新しいメスはオスの百吉(三歳)と一緒に暮らし、繁殖を目指す。同園では今後、公募などにより名前を決める予定だ。
写真提供:旭川市旭山動物園
協力:有限会社バーデン