鷹栖高校(上原主美校長)の生徒たちが七日と十七日、ボランティアで地域の除雪を行った。
七日は一年生が、十七日は二年生が行った。十人ごとの班に分かれた生徒たちは、調整役である鷹栖町社会福祉協議会の指示に応じて除雪先に向かい、 民家の前に高く積もった雪山を一時間ほどかけて除雪した。道具は社会福祉協議会が用意したが、スノーダンプが足りないと分かると近所の家を訪ねて借りてく るなど、フットワークの軽さも見せていた。
昨年と一昨年は除雪のほか、地域の保育園児と一緒にスタルヒン球場でチューブ滑りを行っていたが、今年は同球場の改修工事のため見送った。
夏には町内会の花壇の整備などにも参加している。同高の辻一郎教頭はこうした取り組みについて「奉仕の精神を身に付ける良い機会と考えています」と話していた。