知里幸恵の生涯を描いた作品「カムイのうた」の上映会が九月七日(土)午後六時から、川村カ子トアイヌ記念館(北門町十一)で行われます。主催は同館・友の会(山内亮史会長)。
上映会に先立ち、同日午後三時半から五時まで、山内氏(元旭川大学学長)が「旭川のまちづくりと川村カ子トアイヌ記念館」と題して講演をします。
友の会はコロナ禍が起こる前年に、同館の意義を再認識し、サポートする目的で設立されました。今回の講演会と上映会が、実質的な初の取り組みとなります。
同会では、今回を含め、三回連続の講演会を予定しています。
第二回は、十月五日(土)午後二時から、石田久大氏(道教育大名誉教授、旭川・音楽劇を歌う会代表)が「カ子トの偉業と音楽劇」と題して語ります。
第三回は、十一月二日(土)午後二時から、本間愛之氏(旭川龍谷高校教諭)が「旭川龍谷高等学校郷土部の上川アイヌ研究について」をテーマに話します。どちらも、終了は午後三時半ごろです。
講演会と上映会は無料ですが、入館料・大人八百円が必要です。ただし、年間パスポート(千五百円)を購入すると、すべて無料となります。
参加希望者は申し込みが必要です。定員は六十人。
申し込みは、同会の福地さん(TEL 090―1303―9141)か、同館(TEL 51―2461)へ。