「サウンドフォレスト・パーカッションシンフォニーコンサート」が二十七日(土)午後六時から大雪クリスタルホール音楽堂(神楽三ノ七)で開かれます。MUSICアクトin旭川実行委員会(佐々木義生代表)の主催。

 市民参加による、音楽と絵画制作をメインにしたコンサート。国内で絵画制作を音楽に取り込み、独自の活動を続ける渡辺亮さん(パーカッション、絵画指導)と、独自のジャンル「マインドジャズ」を創作する佐々木義生さん(シンセサイザー、作曲)、市内小学校から参加結成された旭川パーカッションアンサンブル、姉妹で構成するアイヌヴォイスユニット神脚(KAMIASHI)が参加します。

 子どもたちが、森のささやきや嵐を想像させる音からイメージし、豊かな感性で描いた絵を舞台美術とした、これまでに例を見ないコンサートです。
 この日のために交響詩を作曲する、佐々木さんは「まるで縄文の森の中に居るような、静寂感のある空間の中で、さまざまな音から連想するイメージを感じてもらいたい。いままでにない、何かを感じていただけると思う」と話しています。

 渡辺さんは、武蔵美術大学卒。在学中からパーカッションや創作楽器を中心に音楽活動を始め、全国各地でパーカッションのワークショップを行っています。美術と音楽が共存できるプログラム「サウンドフォレスト」を主催。

 佐々木さんは、故寺山修司主宰「天井桟敷」で音楽を担当。一九八三年活動の場を北海道に移し、独自の音楽・マインドジャズを開始。次世代を育成する音楽にも力を注ぎ、ジャズマンス・イン・旭川の音楽プロデューサー・作編曲家として二十年間活動。

 チケットは大人二千五百円、学生(大学・高校)千円、小中学生五百円。ジュンク堂書店フィール旭川店(TEL 26―1120)、コーチャンフォー旭川店ミュージックコーナー(TEL 76―4002)、こども冨貴堂(TEL 25―3169)、冨貴堂末広店(TEL 59―2800)、同豊岡店(TEL 34―7777)、大雪クリスタルホール売店(TEL 63―2929)で扱っています。

 問い合わせは、同実行委員会[TEL 22―3567(電話&ファクス共)、メール ysasaki3567@gmail.com] へ。