井上靖記念館(春光五ノ七)は二十六日(土)午後一時半から、同館ラウンジで、北海道文学館理事長の平原一良氏による「原民喜の戦後~草野心平発 長光太宛の手紙から~」と題する文学講演会を開きます。
長光太の史料から新たに見つかった書簡などの画像を交え、作家・原民喜の戦後の姿に迫ります。
原民喜(一九〇五年~五一年)は広島市出身の詩人、小説家。著書に詩集『原爆小景』、小説『夏の花』など。
草野心平(一九〇三年~八八年)は福島県出身の詩人。著書に詩集『蛙』、『富士山』など。
長光太(一九〇七年~九九年)は京都出身の詩人。帯広で没。著書に『詩集 登高』など。
平原氏は一九四六年、江別市生まれ。北大文学部卒。東京で十八年間、学術図書・文学書・公立美術館の図録などの編集・ライター。九五年、北海道文学館に入館。二〇一八年から現職。
定員二十人。参加は無料ですが、予約が必要です。
申し込みと問い合わせは、同館(TEL51―1188、FAX 52―1740)へ。