「旭川ヘンプ協会(仮称)」の記念講演会と設立総会が二十七日(日)、旭川トーヨーホテル(七ノ七)で開かれます。同設立準備会(浅井繁代表)の主催。

 ヘンプ(産業用大麻)は、日本では麻薬に指定されているTHC成分をほとんど含まない、産業用大麻のことです。衣服などの繊維製品や断熱材、内装材などの建築資材、食品など多種類の製品の原料となる農作物。ヨーロッパなどでは、新たな産業を形成する状況です。

 同協会は「ヘンプの有用性と安全性への理解を広め、旭川市と近隣市町村での普及と関連産業の創出を目指す」のが目的です。

 午後二時から、三人の講師による記念講演会とパネルディスカッション。その後、四時から、設立総会を行います。

 講演は次の通り。
 ・「北海道ヘンプ協会の取組について」=講師・菊地治己さん(北海道ヘンプ協会代表理事)
 ・「健康にやさしいヘンプフーズのお話」=講師・松丸誠さん(ヘンプフーズジャパン代表)
 ・「環境にやさしいヘンプハウスのお話」=講師・榎田敦さん(建築家、自然栽培ヤマキ代表)

 午後五時半から、講師を交えた交流会を開きます。参加を希望する人は二十四日までに、氏名・所属・連絡先(電話・メール等)と、設立総会・講演会(無料)、交流会(会費五千円)の参加の有無を明記して、メールかファクスで申し込むこと。

 参加申込と問い合わせは、浅井さん(メール inakappei61@gmail.com、FAX 46―5645、TEL090―1520―3521)へ。