上川管内美深町で四月十六、十七日の両日、国際樹液サミットが開かれます。町民らで作る実行委員会の主催。

 白樺樹液と白樺の有効利用、に関する研究成果の発表、北方圏諸国との友好・新善を図る目的で五年に一回開かれていて、今年は日本を含め六カ国からの参加があります。

 「樹液産業の今・みらい・地域づくり」と題するシンポジウムのほか、白樺樹液のエステ講習、美深町・音威子府村・中川町在住のアイヌ古老の昔話、フィンランドの民族楽器「カンテレ」の演奏会などが行なわれます。三町村の地場産品販売や商品商談、樹液試飲コーナーも設けられます。

 会場は美深町文化会館COM100。十六日は午後二時十五分から。十七日は午前九時半から。問い合わせは(TEL01656―2―1357)の成毛久則さんまで。

 また、十八日には同町字仁宇布(ファームイン・トント前)で「第十五回美深白樺樹液春まつり」が開かれ、樹液の採取体験やスノーモービル無料試乗などが企画されています。